とうとう明日は半年振りのガソダムですね!
待ちうけもグラハムにしましたし!(笑)
すっごい楽しみで不安でグダグダですが、ガッツリ見たいと思います!^^
ビリー居るよね、髪伸びてようが切っていようが居てくれれば良い!!!><
大好きだビリ~vvvv(´p`*)
姫カットでもいいさ!スーツ丈おかしくたっていいよ!
うえださんのエロボイスが聞きたい~~
でも仮面の男は(笑)ちゃんとビリーと一緒に居るのでしょうかwww
逃げたビリーを追いかければいいさ!仮面のハム!
さ、今日の小話は・・・・
次屋と藤内の会話です~^^
「不毛だね。」
いきなりそう声をかけてきたのは、浦風藤内。
作法委員会の後なのか、襷掛け姿のままだ。
「なのだよ、いきなり。」
ぼんやりとした目で藤内を見上げる三之助に、大きなため息。
「想い合っている先輩方に横恋慕とは、不毛だろうが。」
藤内の言葉の意味を理解した途端、三之助はあからさまに顔を顰めた。
不機嫌に歪められた眉根に、藤内は臆する事無く首を振る。
「あと一年で、お前に略奪の機会が訪れると思ってるのか?」
「ああ、思ってるね。奪ってやるさ。」
間髪入れずに答えた三之助に、流石に驚く。
本気なのだ、極度の方向音痴で同級生に迷惑ばかり掛けるこの男は。
いつもの飄々とした表情はなりを潜め、酷く真剣な眼差しが藤内を射る。
「馬鹿だと思うなら思えばいい。だが俺は初めから諦める事が嫌だ。やらずに後悔する位なら、力いっぱいやりきって後悔する。」
一寸の迷いもないその強い意志は、本気であると知らしめるには十分だった。
「カッコイイ事言いやがるなぁ・・・。」
ふっと力を抜いて苦笑を漏らした藤内に、三之助も険のある眼差しを鎮める。
「勝ち目があろうがなかろうが、どうしようもないんだよ。俺はあの人が好きだから、その気持ちはそう簡単には変えられないんだ。」
「それが恋ってもんか。お医者様でも草津の湯でも・・・ってな。」
縁側に腰掛ける三之助の隣に座り込み、藤内は疲れた顔で襷を解いた。
「お前にはそんな相手、いないのか?」
憂いを帯びた眼差しで空を見上げた藤内に、三之助は何かを感じる。
同じ想いを抱えた眼差しに思えたのだ。
じっと答えを待つ三之助から顔を背け、少し赤くなった頬で俯く。
そんな姿に、三之助は確信する。
藤内もまた、想いを寄せる誰かがいるのだ。
それも、想い届かぬ相手に。
「藤内・・」
「お前が、羨ましいよ。」
ごまかすように響いた、少し荒げた声。
一文字に結ばれた唇が、震えていた。
「・・・・ごめん・・・。八つ当たりだな。」
搾り出された声もまた、儚げに揺らぐ。
「・・・・藤内、八つ当たりだっていいじゃないか。俺たち友達だろう?情けない所だって、恥ずかしい所だって、安心して晒していいんだぞ。」
遠慮すんな。
ぶっきらぼうな声と共に、固く荒れた手が藤内の目を覆った。
その手に引き寄せられ、藤内よりも少し背の高い三之助の胸に背中を預ける。
着物越しに伝わる温かさが、張り詰めた藤内の琴線を震わせた。
「・・・・・・・・・っ!」
堰を切ったように溢れ出した涙は、三之助の温かさの所為で止まる事を知らない。
もう片方の手で、そっと藤内の頭をなでる三之助。
藤内の気持ちが痛いほどに分かった。
いくら想っても想っても、伝わる事はない。
触れられる程側に居るのに、想いだけは届かない。
遠く遠く、掴む事の出来ない心。
焦燥感に喘ぐこの胸のうち。
しどとに涙を流す美しい藍色の髪を持った友人も、きっと同じなのだろう。
三之助はそっと目を伏せ、彼の人に思いを馳せた。
「いきなり取り乱して、すまなかった・・・・。」
「気にしねぇよ。」
相変わらずぶっきらぼうな物言いだが、その目は静かに笑みを湛えている。
この男は、優しいのだ。
嫌になるほど、酷く優しい。
ちりりと、胸が焦げ付く。
きな臭い匂いに顔を顰め、藤内は震える足で立ち上がった。
「じゃ、また明日・・・。」
早くこの場を離れたい。
そんな気持ちだけが先走る。
「・・・・藤内。」
立ち去ろうとする藤内を呼び止め、三之助は腰を上げた。
背を向けたまま振り返らない藤内の肩に手を置き、その耳朶にそっと囁く。
「ごめん。」
「っ!!!」
低く、真摯な声音で呟かれたその言葉に、藤内は芯まで凍りついた。
震えの走った手で、きつく胸元を押さえるその姿に三之助は俯く。
「・・・・・・・・・・・お前の目が、俺と一緒だったから・・・・。」
もしかして・・・。
お前が好きな相手は・・・・。
想っても届かない、思いの行き先は・・・・・・。
「ごめんな・・・、藤内っ・・・・。」
自分の心の奥深い底から、悲鳴が上がる。
「・・・っ!」
だからお前の、優しい所が嫌いなんだ!
また一つ、熱い涙がこぼれた。
===============
あれ?何でこんな話になったんだろう?(^^;)
おかしい、藤内→三之助なんて想定外だったよ^^;
どうしたらいいんだ!(笑)
ん、もうどうしようもない。(^^;
PR