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錆浅葱

小話とアニメ感想
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「忍術学園入学バトン」頂きました!!!!

うう、嬉しすぎる!
密かにやってみたい~vと思ってたので!!(>v<)
『aha!』のりゅ太郎さんから頂きましたvv
その上昨日絵チャにまで厚かましくもお邪魔して、その場でキャラを育てていただきました。(笑)
昨日遊んでくださった皆様!
留年先輩(仮)は、こんな風になりましたー!(^v^)


ではでは~~~
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いつもありがとうございます!!

いつも拍手ありがとうございます!!!(>v<)
本当に励まされておりますvv

そしてメールのお返事遅れててすみませんー!
今日中にお返事いたしますので……。(T_T;)

明日は晴れるか、雨音散るか


ばらばら
ばらばら
ばらばららん


雨の音は憂鬱
でも優しい

激しい雨音は
心地よい


「滝夜叉丸、戸閉めないのか?」

「イヤですか?」

湿気が入るかな?

不安な面持ちで振り返れば、首を振られた。

「構わんが、濡れないか?お前。」

「大丈夫です、先輩がいいならもう少しこのままで・・・」

「いいよ。」

一段と優しさを増した声音に、一人胸が熱くなる

先輩にとっては取るに足らない会話だろう。

それでも、泣きたくなるほどに嬉しい。

「滝夜叉丸。」

「はい。」

雨を見上げる先には、曇天の空。

「何がそんなに楽しんだ?」

隣にやってきた先輩を振り返れば、同じように空を見ていた。

静かに微笑み、首をふる。

「雨が落ちてくるのって、何だか切なくて。」

「ロマンチストだなぁ、滝は。」

違いますよ。

私は、悲しんです。

折角地上に生れ落ちているのに、誰もその瞬間を見てもらえない雨が寂しくて。

生れ落ちた雨は、色とりどりの傘しか見れない。

誰も知らない。

生れ落ち、そして大地に消え行く雨の短い命など。

私一人ぐらい、見ていてもいいじゃないか。

寂しい雨の一瞬を。

ただ、見つめていたいのだ。





今日は短くて、イミフでスミマセン。(^^;)
雨が降ったので、なんとなく。

無事に一ヶ月!

錆浅葱を開設して無事に、一月過ぎました~。(^v^)
小話も休む事無く続けられた事に、一安心。
そしてひと段落。(笑)
まだまだ未熟なサイトと管理人ですが、これからもこへ滝と体育委員メインで己の萌の赴くまま頑張って行きたいと思います!(^v^)
一ヶ月の間に、沢山の訪問者さま&拍手やメッセでコメント下さった方々本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いしますvv(^^)

滝夜叉丸の夏休み最終回


とうとう滝夜叉丸の夏休みも、最終回です。(笑)






学園へ帰る日の朝、明らかに落ち込んでいる親当。
朝食の準備をするその背中には、哀愁が漂っている。
しかも。
「滝、お前まで酷い顔になってるぞ。」
苦笑をもらした小平太の眼下、見るからに寂しそうな顔で俯く滝夜叉丸の姿。
「だって・・・・。」
「また来年おいで。」
自分の育った家庭を気に入ってくれた事が嬉しい小平太は、優しくその頭を撫でてやる。
その袖をちょんと握り、じっと見上げる目は少し潤んでいた。
「絶対ですよ・・・・。」
「勿論、私は約束を破った事は無いぞ。」
「知ってます。」
そっと肩を抱き寄せてやれば、小平太の胸に顔を埋めてじっと寂しさを堪える。
その姿がまた愛しい。
「ほら、兄上には笑顔で接してくれ。」
「・・・・・はい。」
ごしごしと袖で涙を拭い、顔を上げた。
きゅっと結んだ唇と、キリッと上がった眉。
深呼吸を二回。
「おはようございます!兄上!」
にっこりと満面の笑みで土間に下りる滝夜叉丸に、親当の目は潤む。
「滝夜叉丸ー・・・・。」
「ほらほら、まだ泣くんじゃないですよ兄上。」
孝廉のなぐさめに頷いて、親当は必死に笑う。
「酷いですね、その顔。」
「孝廉!」
「あははー、ほら兄上滝夜叉丸も笑いましたよー。」
茶化した孝廉の言葉通り、滝夜叉丸も自然に微笑む。
その笑顔につられ、親当も微笑んだ。
「今日の朝ごはんは奮発したぞ!いっぱい食べていきなさい。」
「はい!兄上!」
元気の良い返事に相好をくずし、親当は白米を山盛りによそった。



出発の時、見送りに出た七松家の面々。
初めに葉菜代が泣き出し、一気に別れの寂しさが募った。
「小平太、滝夜叉丸、二人とも元気でな。」
「はい、兄上。」
にっこり笑って答える小平太の隣、俯く滝夜叉丸の頭をそっと親当が撫でる。
「元気でな。また帰っておいで。」
その言葉に、とうとう我慢できなくなった滝夜叉丸が泣き出した。
「あ、兄上ぇ~・・・・・」
「た、滝夜叉丸ぅー・・・・」
「あーあ。」
「泣いちゃった。」


「「うわぁぁぁぁん!」」






帰りの道中、小平太は滝夜叉丸をなだめる事に尽瘁した。

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ハヂ
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自己紹介:
忍たま出戻り組。以前は伝半・清団でしたが今回はこへ滝にすっころぶ。その勢いで文三木や長仙・留伊・雑伊が気になり始めました。(気が多い)
毎日夕方10分間の為に、色々と頑張れる。

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