今日の小話は、R-18です。
こへ滝ですー^^
やっぱり6年にもなれば、合戦場での実践もあるだろうと妄想して・・・(笑)
ちょっとメンタル面できつくなった時、こへが衝動的に滝を求めればいいなぁvv
何て思ってしまって(^^;)
あ、当サイト、ブログも合せて1万ヒットオーバーとなりました!!!
沢山の訪問ありがとうございました!!^^
キリ番の設定も何もしてなかった私のばか!
と言う事で、何かリクありましたらアンケート設置してますのでご協力お願いします!!(^v^)
行き成り腕を締め上げられ、痛みで悲鳴を上げる間もないうちに薄暗い蔵の中に押し込められた。
埃とカビの匂い。
壁に押し付けられ、背後から抱きしめられる。
「滝夜叉丸・・・・」
「せんぱっ・・・」
その声は予想したとおり。
七松先輩だった。
性急に上着を剥ぎ取られる。
噛み付くような口付けが、うなじや耳に落とされた。
「滝・・・滝・・っ」
強引に顎をつかまれ、唇をふさがれる。
「んぅっ!」
首や筋が痛い、でもそれ以上に今の先輩は痛んでいる。
心が、悲鳴を上げているのだ。
熱い舌が口内を蹂躙し、息苦しさと甘やかな愛撫が理性をはいでいく。
「んっ……ふぅん・・・っ!」
淫らな水音に、思わず耳を塞ぎたくなる。
五感全てが敏感になり、この熱く咽び泣く獣を全身で感じてしまう。
「ああっ・・・・せんぱ・・いっ!」
「滝、滝夜叉丸・・!」
いつの頃から、こんな風に求められるようになったのか。
いつも唐突で、強引で、乱暴で、激しくて、性急で。
ねぎらいの言葉も、謝罪の言葉も無い。
だが。
「滝!滝っ!」
縋り付いて、救いを求めるように名前を呼ばれたら、抗えるはずも無い。
この胸にあるのは、確かな想いなのだから。
先輩が好きだ。
例えどんな形でも、抱きしめられれば胸が焦がれる。
求められれば、嬉しい。
先輩が辛い時、こうやって求める相手は私だけ。
それだけでいい。
答えてくれなくたっていい。
「あっ!ふっ・・・あっ・・・・んぅ!」
「滝、声大きい。」
ふっと耳元で聞こえた吐息交じりの苦笑。
耳朶に響いた艶めいた声に、腰が抜ける。
「おいで。」
脱ぎ捨てた上着の上に押し倒され、おおきな掌が口を塞ぐ。
荒れて固い掌。
愛しい手。
「いっぱい啼いていいからね。」
「んんぅ!!!」
そう言うと、熱い楔が打ち込まれた。
火傷しそうに熱いモノがねじ込まれ、圧迫感でいっぱいになる。
少しの痛みと、また今度も受け入れられた喜び。
また私を求めてくれたと言う、安堵。
全てが胸でない混ぜになり、涙を溢れさせた。
「んっ!んっー・・・んふぅ・・・っん!」
律動に合せて漏れる嬌声に、満足そうに微笑む気配。
目じりに堪った涙を唇で拭われ、思わず目を開けた。
眉を顰め、目を閉じた精悍な顔。
快楽に歪められた色っぽいその表情に、下肢が疼いた。
食いしばった歯から漏れる粗い息が、更に胸を焦がす。
もっと、あなたが欲しい。
全て奪ってしまいたいんです。
奪われているように見えるかもしれない、この姿で思うことは滑稽かも知れない。
それでも願ってしまう。
先輩の全てが、欲しいと。
『先輩、あなたが好きです。』
聞こえない告白に、また涙が溢れた。
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