忍者ブログ

錆浅葱

小話とアニメ感想
MENU

ENTRY NAVI

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

長仙


夏休み明け、すぐに涼しくなった日の事。
夕暮れにひぐらしが鳴くも、肌冷えさえする今日はどこか季節違いのような気がする。
決してひぐらしが間違っているわけでは無いのに。
どこかぼんやりと夕焼けを見つめる仙蔵の頭を、長次の無骨な手が撫でる。
さらりと手触りのいい髪を2・3度撫でてやると、切れ長の美しい目が細められた。
その嬉しそうな様は、花が開くようだ。
「退屈か?」
「全くもって全然!退屈なんか感じやしないさ。」
微笑を浮かべた仙蔵の手が、長次の手を捕まえる。
「ただ、出来る事なら・・・」
じっと上目遣いで長次の表情を探りながら、捕まえた手に口付けた。
「ちょっとは構って欲しいかな?」
積み上げられた本にも嫉妬してしまう。
仙蔵の悪戯な眼差しは、照れ隠しであると知っている。
甘えたがりの癖に、意外と我侭を言わない仙蔵。
本の整理に精を出す長次にも、いくら待たされたとしても文句を言わないのだ。
「すまん、もうすぐ終わる。」
「ふふ、いいさ。気にして無いよ、私はお前と一緒ならそれだけで幸せだから。」
そっと仙蔵の手を解き、その頬にそえる。
滑らかな肌を撫でると、うっとりと目を閉じる仙蔵。
長い睫毛が震え、微笑む。
「そんな顔をされてはたまらない。」
ポツリと呟き、長次は笑みを称えた唇を塞いだ。
「長次、大好き!」
にっと笑う仙蔵は、いつもの大人びた顔を捨て歳相応の笑顔。
「もう少し、かかる。」
「今のでもう少し待てるさ。」
ニコニコとご機嫌の仙蔵は、頬杖をついて鼻歌を歌い始めた。
仙蔵にしか分からない程度に苦笑した長次の口元を見つめ、そっと自分の唇に指を伸ばす。



(終わったら、もうちょっと深いのくれるよな?)

PR

初期っていいなぁvv

上級生いないけど、初期の作画って好きですvv
山田先生の背が高い!
土井先生とあんまり変わらないし!!
そうそう、だから伝半好きだったんだよねvv
私の書いてた伝半はくっ付かなかったんですけどね。
お互いがお互いを思いやりすぎて、土井先生的には『伝えない愛』で山田先生的には『受け入れない愛』でした。(笑)
ある意味これ以上無いほど合致した愛でした。(笑)
懐かしいなぁ。(^^;)
こへ滝でそれは出来ない。
だって滝が泣いてしまうじゃない!!??
そうなったら私が泣いてしまうじゃない!!??(お前か!)
こへ滝はラブラブであって欲しいvv
少なくともウチのこへ滝はイヤと言うほどラブで行きます!

そろそろ長仙とかも、挑戦(ダジャレじゃないです)してみたいですね~~vv
長仙は、長→←←←←仙ぐらいでいい。(笑)
今日の小話は、初めて長仙行ってみます~vv
んで明後日は、文三木だ!!!(>v<)

後・・・
古くなったりんごの、美味しい加工法とかご存じないですか??
ジャムとかなんとか色々考えてるんですが・・・・^^;
何か簡単で美味しく出来る、『古い』りんごの活用法教えてください~><

楽しいのかな??と思い・・・

手ブロに手を出してみました。(笑)
忍たま以外の好きジャンルの萌も語れるから、良いかな?と。
プロフィール弄ったりするのが楽しかったです~vv
しかもしょっぱな一枚目が、忍術学園入学バトンの捏造キャラ華無創でした。(笑)
そうだそうだ!
『てのなるほうへ』の渕崎さんが、創渕sss書いてくださって!!
うひゃー!ドライな二人の雰囲気がすっごいリアルでvv(笑)
どうしたもんだこれ!^^;
たまらなーいvv
メッセの使い方もわかってよかった。(おーい)
渕崎さんはふっちー同様、私に懐かれて可哀相です。(笑)

で、昨日は『金木犀』のれいじさん宅で絵チャに混ぜてもらいましたvv
現パロで長仙初めて描きました!
楽しかった~~Vvv(>v<)
呂聖さんとは二日連続でこんばんは。(笑)


絵チャって入るの勇気いりません??
私本当苦手で・・・。(^^;)
特に高民は中の様子分からないから、「終わりがけだったらどうしよう?」とか考えちゃいます。^^;
あんまり人数多いと、逃げ帰ります。
たんまり画面の前で20分ぐらいは悩みます。^^;
「入ろうかなー、いややっぱり入れない!!」と。(笑)
お知り合いの方がいたら、すぐ入れるんですけどねー。(^v^)
でも絵チャに参加したお陰で、大好きだったサイトマスターさん達とお話しできて本当良かったですv
皆さん大好きvvそしてはしゃぎすぎだったり変なテンションだったりする私を許してください。(^^;)
反省してますので・・・。orz


さー!昼ごはんだ!(笑)

あえて言わせてもらおう!!!!



『平滝夜叉丸であると!!!!』


FUHAHAHAHAHA!
FUHAHAHAHAHAHAHAHA!!

「滝夜叉丸先輩どうしっちゃったんですか?」
戦々恐々の面持ちで、金吾は小平太に問うた。
「ん?ちょっと褒めてあげたら、なんか喜んでくれたみたいでね。」
あははーと暢気に笑う小平太に、金吾は呆れたように項垂れる。
「何で自慢癖が助長するような事仰るんですか?」
「何か落ち込んでたからさ~。」
「ええ!?あの滝夜叉丸先輩が!!??」
信じられないと言った驚愕の表情を浮かべた金吾に、小平太は不思議そうに首をかしげる。
「こら金吾、滝夜叉丸も私も人間だぞ?人並みに落ち込む事もあるさ。」
珍しく叱る小平太に、金吾は目を丸めて首をすくませた。
「す、すみません・・・・・。」
しゅんと落ち込むその頭を撫でてやる。
「金吾だって落ち込んで静かな滝夜叉丸より、いつもあんな滝夜叉丸の方が良いだろう??」
それはそうだ。
「でも静かな滝夜叉丸先輩は、綺麗です。」
「・・・・・・・・・そうだなぁ。」
金吾の好意の種類を探り損ねた小平太は、曖昧な返事しか出来ない。
母親のように慕っているだけか?それとも小さなライバルか。
ちらりと横目で盗み見れば、じっと滝夜叉丸を見つめるまっすぐな目。
「こりゃうかうか出来ないな・・・・。」
ポツリ呟いた小平太の言葉の意味を知るのは、金吾が3年生になった頃だった。


ちなみに、落ち込み滝を慰めるこへの図。↓

JKThIhwBAAAE1K49FHXZ.png






いい子いい子、君はいい子。

面白そうだったので・・・

AVGツクレールが面白そうだったので、作ってみました。(笑)
お時間ありましたら、遊んでくださいvv
内容は綾部に攫われた恋人滝夜叉丸を、小平太が救いに行くと言う・・・・(笑)
私試しに一回やったら、ゲームオーバーになりました。(^^;)
意外と難しいのかな???

http://avg-maker.com/522221.html



楽しんで頂けたら良いなv(^v^)

× CLOSE

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

メールフォーム

感想などありましたらこちらから。

感想などありましたらこちらから。

プロフィール

HN:
ハヂ
性別:
女性
自己紹介:
忍たま出戻り組。以前は伝半・清団でしたが今回はこへ滝にすっころぶ。その勢いで文三木や長仙・留伊・雑伊が気になり始めました。(気が多い)
毎日夕方10分間の為に、色々と頑張れる。

バーコード

カウンター

× CLOSE

Copyright © 錆浅葱 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]